那須神社の「永代々神楽」は、平安時代末期の1185年(文治元)那須与一宗隆公が屋島の戦功により那須の総領となり、1187年(文治3)に土佐杉をもって社殿を再建し、社領を寄進、京都から神職小泉出雲守並びに伶人を呼び、舞楽を奉納したことに始まります。以来、舞楽の奉納は那須氏から大関氏へと伝わり今日に至っており、今回は約10座が奉納される予定です。当日は、地元の郷土芸能保存会とともに金丸小学校の児童たちも舞手を務めます。笛太鼓に合わせ、独特の足の動きで扇子をひらひら舞わせながら堂々と神楽を披露します。