霊感あらたかな甲子大黒天、子育て地蔵尊が祭られ、毎年、2月3日の節分会(せつぶんえ)や2・7月の23・24日の春秋地蔵尊例大祭は、関東各地からの参詣人で賑わいます。本堂の西側には、大田原家歴代藩主の墓(市指定文化財)があり、ゆかりの品々が所蔵されています。周囲にはたくさんのアジサイが植えられ、龍城公園への散策に文字どおり花を添えています。

おおたわら七福神:大黒天(だいこくてん)

大田原氏の菩提寺として第13代資清(すけきよ)公により天文14年(1545年)の創建された曹洞宗の寺院歴代城主の霊廟は重要文化財に指定されています。大黒天は、大自在天の化身ともいわれ、大国主命と神仏習合したもので、一度仏となったが、人々に福徳を授けるために再びこの世に現れたという。大地(農業)を掌握すり神様でもあり、大きな袋を背負い、右手に打出の小槌をもち、頭巾をかぶられた姿で財宝、福徳開運の神様として信仰されています。
ご開帳は1月・5月・9月の1日~7日です。